アマサギ

コウノトリ目サギ科(Bubulcus ibis)

全長約50.5cm
主に夏鳥
元来、南方系の種で、日本でも西南部に比較的多かったが、近年は北上の傾向があり、関東地方でもふつに繁殖するようになった。水田、湿地、放牧地などでえさをあさり、群れでいることが多い。海岸や干潟にはでない。昆虫を多く食べるので、牛、水牛、馬などの周辺にいて、これらの動物の体にたかるハエなどを食べ、動物の背に乗っていることもある。また、これらの動物が歩くときに飛び出すバッタやカエルも捕らえる。
夏羽では橙色の飾り羽があるからすぐに見分けられるが、冬羽では全身が白いので注意を要する。コサギとはコサギの方が大きく、くちばしが長くて黒いことで見分けられる。チュウサギとはチュウサギの方が大きく、足や頸が長いこと、くちばしは本種のほうが短いことで見分けられる。


撮影日 8月5日、撮影地 米ヶ崎町


撮影日 5月3日、撮影地 米ヶ崎町
上がアマサギ
撮影日 7月16日、撮影地 小室町


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